こんにちは!
名古屋市昭和区にある、名古屋やごと歯科・矯正歯科 イオン八事店です。
仕事や勉強の合間に、リフレッシュ目的でガムを噛む方は多いのではないでしょうか。最近では「ガムを噛むことが歯に良い」といった情報を目にする機会も増えてきました。しかし、実際にどのような効果があり、どのようなガムを選べば良いのか迷ってしまう方も多いかと思います。今回は、ガムを噛むことで得られる歯への効果や、歯に優しいガムの選び方について詳しく解説します。日常生活にガムをうまく取り入れ、口腔ケアに役立てましょう。

1. ガムを噛むことで得られる歯への効果
ガムを噛むことは、口の中の健康維持にさまざまな良い影響を与えるとされています。まず注目すべきは唾液の分泌量が増える点です。唾液には、口の中を洗い流し、虫歯の原因となる酸を中和する働きがあります。また、再石灰化という歯の表面を修復する作用もあるため、唾液の分泌は虫歯予防にとても重要です。
さらに、咀嚼によってあごの筋肉が刺激され、あごの成長や維持にもつながります。これは特に成長期の子どもにとっても大切なポイントです。加えて、噛むことで集中力の向上やストレス軽減といった心理的な効果も期待できるため、ガムはただの嗜好品ではなく、健康維持のサポートにもなるのです。
2. ガムを噛むことのデメリットや注意点
ガムには良い面が多い一方で、注意すべき点もあります。まず、砂糖を含むガムを頻繁に噛むと、かえって虫歯のリスクが高まる可能性があります。唾液の作用である程度は中和されるとはいえ、長時間砂糖が口の中に残ると歯への影響は避けられません。
また、長時間噛み続けるとあごの関節に負担がかかることがあります。特に顎関節症の傾向がある方や、歯ぎしり・食いしばりが強い方は注意が必要です。ガムはあくまで適度に取り入れることが大切であり、口の状態に不安がある方は歯科医師に相談することをおすすめします。
3. 歯に良いガムを選ぶポイント
歯に優しいガムを選ぶためには、いくつかのポイントがあります。まず第一に、無糖のガムを選ぶことが基本です。特に「キシリトール配合」や「シュガーレス」と表示されているガムは、虫歯の原因となる酸を作りにくくする成分が含まれているためおすすめです。次に確認したいのは、ガムに含まれている甘味料の種類です。キシリトールのような天然由来の甘味料は、虫歯の原因となる細菌の活動を抑える効果があるとされています。
一方で、人工甘味料の中には口腔内の環境にあまり影響を与えないものもありますが、選ぶ際は表示をよく確認しましょう。また、ガムの硬さも重要です。硬すぎるガムはあごに負担がかかりやすいため、自分の噛む力や口の状態に合わせて選ぶことが大切です。

4. 効果的にガムを取り入れるためのポイント
ガムの効果をより活かすためには、噛むタイミングや習慣づけがポイントになります。特におすすめなのは、食後にガムを噛むことです。食後の口内は酸性に傾いており、歯が溶けやすい状態です。ガムを噛むことで唾液が分泌され、酸性を中和し、再石灰化を促す効果が期待できます。
また、ガムを噛む時間は長すぎないように心がけましょう。目安としては数分から十数分程度が理想的です。これ以上長く噛むと、あごへの負担やガムの味がなくなって逆にストレスを感じる原因になることもあります。習慣化することで、ガムをただの嗜好品ではなく、日常のケアとして取り入れることができます。ただし、ガムだけに頼るのではなく、正しい歯みがきや歯科での定期検診も忘れずに行うことが基本です。
5. まとめ
ガムを噛むことには、唾液の分泌促進や虫歯予防、あごの運動など、歯や口腔内の健康に役立つ多くの効果があります。ただし、選び方や噛み方には注意が必要で、砂糖を含まないガムを適度な時間で取り入れることが大切です。ガムは簡単に始められるセルフケアのひとつです。毎日の生活に上手に取り入れ、健康な歯と口元を維持していきましょう。気になることがあれば、かかりつけの歯科医に相談して、自分に合った方法を見つけてください。
瑞穂区、昭和区にお住まいの方は、名古屋やごと歯科・矯正歯科 イオン八事店が通いやすい立地にあると思いますので、ぜひ一度お気軽にお越しください。