こんにちは!
名古屋市昭和区にある、名古屋やごと歯科・矯正歯科 イオン八事店です。
虫歯が深く進行してしまった場合や、外傷などによって強い痛みがある場合、歯の神経を抜く「根管治療」が必要になることがあります。「神経を抜く」と聞くと、痛そうで不安に感じる方も多いかもしれません。しかし、適切な処置を行うことで歯を長く使い続けることができる大切な治療です。この記事では、歯の神経を抜く治療の意味や流れ、期間について詳しく解説します。

1. 歯の神経とはどのような役割を持っているのか
歯の内部には「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経や血管が通っている組織があります。この歯髄があることで、私たちは冷たいものや熱いものを感じることができます。また、歯に栄養を送る役割も担っているため、歯の健康を保つうえで重要な部分です。しかし、虫歯が進行して歯髄にまで達すると、炎症や感染が起こり激しい痛みを引き起こします。その場合、感染の広がりを防ぎ歯を残すために、歯の神経を抜く処置が必要になります。
2. 歯の神経を抜く治療はどんなことをするのか
歯の神経を抜く治療は、「根管治療(こんかんちりょう)」と呼ばれる専門的な処置です。まず、虫歯や感染した歯質を取り除き、神経の入っている管(根管)を清掃します。その後、消毒を丁寧に行い、再感染しないよう薬剤を詰めて密閉します。この治療は数回に分けて行う必要があり、歯の状態や炎症の程度によって回数が変わります。治療後は、被せ物などでしっかりと補強し、噛む力に耐えられるようにします。
3. 治療にかかる期間や回数について
根管治療は通常、数回にわたって行われます。一回の治療時間は三十分から一時間ほどで、治療期間は一週間から数週間かかることが一般的です。歯の根の形や本数、感染の進行度によって治療の回数や期間は変わってきます。また、途中で痛みが再発したり、炎症が治まらなかったりする場合には治療が長引くこともあります。適切なタイミングで通院し、歯科医師の指示を守ることが治療をスムーズに終えるためのポイントです。

4. 神経を抜いた歯の注意点とその後のケア
神経を抜いた歯は、痛みは感じにくくなるものの、もろくなってしまう傾向があります。そのため、治療後は被せ物や詰め物で保護する必要があります。保護しないまま使い続けると、歯が割れたり欠けたりするリスクが高まるので注意が必要です。また、神経を抜いたからといって虫歯にならないわけではありません。見た目には問題がないように見えても、中で虫歯が進行しているケースもあるため、定期的な検診が重要です。歯の健康を維持するには、日々の丁寧なブラッシングとプロによるケアの両方が欠かせません。
5. まとめ
歯の神経を抜く治療は、進行した虫歯や強い痛みを取り除き、歯を保存するための大切な処置です。治療には回数と期間がかかることもありますが、丁寧に進めることで歯を長持ちさせることが可能です。治療後は定期的なメンテナンスと日々のケアを心がけることが重要です。不安がある場合は、早めに歯科医院を受診して、適切なアドバイスを受けましょう。
瑞穂区、昭和区にお住まいの方は、名古屋やごと歯科・矯正歯科 イオン八事店が通いやすい立地にあると思いますので、ぜひ一度お気軽にお越しください。